帯―温故知新
2014年 08月 29日
今までは二階で寝起きしていた母。
この前帰ったときはすっかり生活スペースは下の一階に移動。
私が帰ったとき二階に泊まることはあっても母の部屋を使う機会はなく、
今回が初めてひとりだけで母の部屋を使うことになる。
時差ボケで一週間ほどは変な時間に目が覚めた。
あるとき、することがなく夜中に母の着物の箪笥を開けた。
いろいろな母の着物と母のその頃の場面がいっきに立ち昇る。
母の若いころに着ていたもの…晩年まで好きでよく袖を通していたもの…想い出の数々。
忘れていたひとつの帯
18歳くらいの頃に京都の大和大路通の古着屋さんでふらっと買った帯が出てきた。
ほんとはその頃お太鼓結びに締めたかったけど、母が大きな文庫結びしか結んでくれなかった(笑
大切なものは鋏をいれることはなかった。
けれど、大切だったものこそ「使う」と思いを変えた。
自分が好きなものは自分がいっぱい使うのが多分、ものと自分の巡りあわせ…
箪笥で眠っていた時間より、今はずっと距離が近くなった。
この前帰ったときはすっかり生活スペースは下の一階に移動。
私が帰ったとき二階に泊まることはあっても母の部屋を使う機会はなく、
今回が初めてひとりだけで母の部屋を使うことになる。
時差ボケで一週間ほどは変な時間に目が覚めた。
あるとき、することがなく夜中に母の着物の箪笥を開けた。
いろいろな母の着物と母のその頃の場面がいっきに立ち昇る。
母の若いころに着ていたもの…晩年まで好きでよく袖を通していたもの…想い出の数々。
忘れていたひとつの帯
18歳くらいの頃に京都の大和大路通の古着屋さんでふらっと買った帯が出てきた。
ほんとはその頃お太鼓結びに締めたかったけど、母が大きな文庫結びしか結んでくれなかった(笑
大切なものは鋏をいれることはなかった。
けれど、大切だったものこそ「使う」と思いを変えた。
自分が好きなものは自分がいっぱい使うのが多分、ものと自分の巡りあわせ…
箪笥で眠っていた時間より、今はずっと距離が近くなった。
by chopiana
| 2014-08-29 00:06
| 生活ひと色