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A Half Note

いろんなことツラツラ

The Nutcracker―くるみ割り人形

このシーズンになると街角でどこからともなく耳にする「くるみ割り人形」のメロディー…
昨年の冬、街頭のポスターに最後まで「どうしようか」と何回も迷い…
開演30分前に、ネットでチケットを購入して車を走らしたのを昨日のように思い出します。


今年はアルバータバレエ団とバンクーバーシンフォニーのThe Nutcrackerを観劇することに決めていました。
オーケストラ演奏のバレエを見るのは約30年ぶり…娘の予定と合わせるため12月ぎりぎりまでチケットが決められませんでしたが、空席に目を走らせ、舞台下手のバルコニー席を取ることができました。これなら、群舞のコールドバレエのポジションの美しさもよく見え、オケボックスもよく見える。結果、十二分にバレエとオーケストラの演奏を楽しめました。



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アルバータバレエ団―キャストを確認しなくて作品とオーケストラだけ決めていったので今回、ちょっとびっくりしてしまいました。
この出し物の主役3人が


「全て日本のソリスト!」


これには驚きました。
海外の名のあるバレエ団には日本人のメンバーが在籍しているのはごく普通にある最近ですが、
重要役どころ(主役を含む)が1名で…がバランス的には程よいところ。これが主役ポスト3つが全て日本人というのは極めて異例のように思います。

プリンシパルダンサーが踊ることの多いシュガープラムの精。この公演では近藤真理子さんが踊られました。元ロイアルバレエ プリンシパルの吉田都さんの正確な技術と兼ね備えた気品を彼女の姿に見たように思いました。

そして、Nutcracker役の服部有吉さん。
後で調べるまで、作曲家故服部良一さんのご子息とは知りませんでした。先日、パブリックのブルテンボードに奇抜な衣装のダンサーの写真が未だ忘れられず、あれが「服部さん」だったとは…思ってもみませんでした。(インタビューを含むDetails)いろんなものを下調べ無しで行って、後でいろんな情報が繋ぎ合わさるのは楽しく、また勉強になります。


今回のこのくるみ割り人形は伝統的な振り付け、演出をベースに仕上げられていました。昨年のウィナペッグバレエも感じたことなんですが、古典物のキャスティングを含め「ある程度のいじり」があります。それが、シーズナブルな出し物だとその「範囲」が更に幅が広がるというとこ。

昨夜、家に帰ってからこんな「極端なくるみ割り人形」に遭遇しました。
マリインスキーバレエ(旧キローフバレエ)のこの二つ。指揮者も同じ、劇場もマリンスキー劇場。しかし、同じ出し物とは思えない。ここまで、古典が斬新になると賛否両論だと思います。

しかし、ダンサーの数、衣装、舞台芸術の豪華さと厚みは国立バレエならではのものと感じます。

古典を重んじた振り付けの演出のマリインスキーバレエ


ハローウィンではないかと思うくらいに振り付けまで大幅に違う同じ出し物のマリインスキーバレエ



年末になって、クラシックのコンサートが二度も続けて見れたことはとても幸運でした。
また、このブログを通して音楽のいろいろなことに触れることが出来ました。
そして、なによりも、ブログへお越しくださった皆様にこころより感謝を込めて今年最後のご挨拶とさせていただきたいと思います。
来年もまだまだ、この機会を通していろんな音楽に出会い、啓発されながら、また勉強していきたいな…と思っております。
宜しければ、また来年もお越しください。

本年は本当にありがとうございました。


こころをより…Chopiana


<年をまたがってこのSugar Plumの素敵な音源に聴き惚れてしましました…>

先日、オーケストラピットではアルモニカだったのか?その音色が出るKeyboardだったのかどちらかは判りませんが、確かにxylophone ではありませんでした。ずうっとxylophoneだと思っていました。こんな魅惑的な音を出す楽器があったのですね…






そして、グラスでも…聴いても、見ても美しいです。


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by chopiana | 2013-12-30 05:09 | Ballet